2013年7月25日木曜日

伴支部長が「萱野長知と孫文革命」で講演

日中友好協会高知支部が8月8日から高知市で開催する「理解・友誼・平和・池田大作と中国展」の前夜祭として日中友好に関する講演会を開催します。東京中国文化センターの石軍センター長に続いて世界連邦運動協会高知支部の伴武澄支部長が「萱野長知と孫文革命」と題して講演します。当日、ぜひご参加くださいますようお願い申し上げます。

 萱野は宮崎滔天とともに孫文革命を支えた日本人の一人として知られていますが、滔天が熊本出身であることは知られても、萱野が高知出身だったことはあまり知られていません。1941年に自著『支那革命秘笈』を書いていますが、ほとんど読まれることなく現在に到っています。しかし、高知市民図書館が歴史研究家久保田文治氏の協力で『萱野長知』『萱野長知・孫文関係史料集』という2冊の本を出版したことでかろうじてその足跡をたどることができるようになっています。日中関係史の秘史にあたる部分かも知れません。

 1925年、孫文が北京で死を覚悟したとき、萱野を呼んだことは有名な逸話となっています。そんな萱野長知を育んだのが高知の風土だったということにもう一度思いを馳せたいと思います。

 日時 2013年8月7日午後7時から
 場所 高新ホール(高知市本町3丁目2−15 ) 

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